前回の爪切りのお話から少し時間が空いてしまいましたが…m(__)m
今日はまりもの毛引きのお話です。
2009年10月1日頃生まれ
我が家のおかめ8羽兄弟の長女
しゅうパパ風ママ そして私が待ちに待った待望のおかめ雛1号ちゃんです^^
ぱっと見た感じは分からないのですが
実はまりもちゃん、かなりの毛抜け状態です。
これは尻尾の付け根…
脇を開いたらこんな感じ…
お顔の毛も抜けてます…
少しぶれてますが…
お腹の辺りです。
毛引きが始まったのは生後半年から1年弱位からかな…
最初は隣で一緒に止まっているひよの後頭部辺りの羽を抜くのから始まって
でも、まりもが抜くのは隣にいる子だけ…
自分で自分の羽を抜いてる様子はあまり伺えない…
でも、なんだか少しずつ、まりもの身体の羽も抜け始めてる…
そんなこんなで、少し気になった私は
セキセイのゆうが甲状腺の病気で診て頂いていた先生のもとへ一緒に連れて行き…
先生はまりもを見るなり「他の子の毛も抜きますか?」と聞いた後
ストレスによる毛引きで、あまり治療法はないですね…との事…
でも、自分で抜くならある程度、抜いた後に出血したりかさぶたにもなったりするはずで…
しかも、自分の顔の周りの羽まで抜け始めてる…
(どう考えたって、顔の周りの羽を自分で抜くのは考えられないですよね…)
なんて気にしながら、冬にはぼろぼろだった羽が
春になって温かくなってくると同時に少しずつ快方に向かってる…
ん?これってもしかしたら、ホルモンのバランス??
(ほかの方のブログでホルモンのバランス異状で毛が抜けてる子を知っていたので…)
なんて思ってた矢先に、里親のまり子様からメールをいただき
まり子様のお母様のお家で飼ってるセキセイちゃんもこんな風に羽の異常…
先日、私が行った大桑の病院はまり子様やじんこ様のご紹介なのですw
で、まり子様も、セキセイちゃんを病院に連れて行ったところ
ホルモン異状によるものだと診断され、
まり子様が以前に私がまりもの毛引きについてお話ししたのを覚えていてくださり
ご紹介してくださったのです。
その時にまり子様が私に送ってくれたメールです。
参考になる事をたくさん書いて下さってます。
まり子様のご了承も得てますので、皆さんもよかったら読んでくださいねw
私の母もセキセイを4羽飼っているのですが、
その中の1羽5歳の女の子なんですが、
お腹のあたりから羽が抜けはじめ
地肌が見えるくらいになり、ついに背中の方まで薄くなってきて…
去年もお腹の羽が抜けたのですが、
巣引きの後だったので栄養不足[?]と思い
ネクトンを与えるとまた生えてきたので安心していたのですが…
2ヶ月程前から再度抜けはじめ今回はネクトンを与えても全然ダメで長時間観察してても毛引きでもないそれで、今日みるちゃんの病院へ行ってきました羽根を少し抜いて、顕微鏡で見たり、触診したり、 時間をかけて診て下さった結果、
毛引き症、感染症、虫、ではなくホルモン異常ですと診断されました。抜けた羽根の毛根がすごく弱っているのと、 抜けてる場所、や抜け方、総合的に見て間違いないそうです。
治療法はホルモンのバランスを整えるサプリが数種類あるので
2週間単位で試していきましょう。と言われました。
という事で,私も早速、そこの病院へ…
結果、まりもはホルモン異状やストレスによる毛引きではなく
代謝異常による毛引きという事です。(毛抜けの方が正しいかも…)
理由は身体に自分で抜いた後のような出血やかさぶたもない事
毛引き症ならお顔の周りの羽は抜けない事
抜け始めた時期が生後一年に満たなく、まだ、卵も産んで無いので
そこにホルモンの異状が発生するとは考えにくいという事等です。
代謝異状…なんらかの理由で、内臓器官に悪いところがあり
摂取した栄養素がきちんと身になって体の隅々まで届いていないので
(鳥の場合、羽にまで栄養が届きにくい状態になっているという事)
栄養の届いてない羽の付け根が弱って細くなり、
羽が抜け易い状態になって、少し触っただけでもすぐに羽が抜けてしまい
結果、羽が少なくなる…と言うことです。
まりもの羽も、先生は顕微鏡で見て下さったのですが
もちろん、虫や感染症はなく
毛根もホルモン異常ほどは細くないそうです。
代謝の異状は採血で検査をしてどこが悪いかを調べるらしいのですが
鳥の場合、体が小さいため採血はなかなか困難で、
内臓のどこの部分が悪いかを検査するのは難しいとおっしゃっていました。
仕方ないですね…
でも、まりもの毛抜けの原因がおおよそでではありますが
分かってよかったです。
治療法は栄養をバランスよく配合されたサプリメントをしばらく続けて様子を見ることです。
食いしん坊で、食べ物を見つけると一番先に走るよってくるまりもw
そんなまりもがなぜ、我が家の女の子の中で1番やせっぽちなのか分かった気がします。
身体の栄養素が吸収されて無かったんですね…
好奇心旺盛で何でも1番にやりたがるまりもがストレスって…
まぁ…少々警戒心が強いところもありますけどね…
動物の病院も一箇所だけでなく
新しい病院が出来たら、どんどん訪れてみることも
飼い主として必要なことなのかも知れませんね…
長い記事になりましたが、参考にしていただければ幸いです。
この病院で得た知識があと2つほどあります。
また、少しずつお話ししますね^^